クレジットカードの更新で番号は変わる?更新手続きを確認!

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クレジットカードに有効期限があることは誰もが知っていると思います。当然、有効期限が切れる時はカードの更新が必要になることもほとんどの方が理解しているでしょう。

ですが、その更新に関しては詳細を知らず、「手続きが必要なのか?」「番号は変わってしまうのか?」などと不安に思われている方もいるのではないでしょうか。

このページではクレジットカードの有効期限に関して正しい知識をお伝えするとともに、スムーズな更新を行うための情報を提供していきますので、ぜひご一読いただければ幸いです。

クレジットカードの有効期限とはどんなもの?

有効期限

※画像引用元:JCB公式ホームページ

日頃あまり意識されることはありませんが、クレジットカードに有効期限が設けられている目的や、それが切れるとどうなってしまうのかをこの機会にしっかり確認しておきましょう。

クレジットカードに有効期限がある理由

クレジットカードに有効期限が設けられている目的として、一番大きなものは「防犯」です。カード犯罪の発達に伴い、それに対抗するセキュリティ技術も日進月歩で向上しています。

クレジットカードが更新されるということは、最新のセキュリティ技術が搭載されたカードに取り替えることができるということでもありますので、カード犯罪の被害に遭う確率を下げることに繋がるのです。

有効期限が更新されることで、例えばネットショッピングのアカウントを乗っ取られても、有効期限以降は登録されているカード情報で買い物ができなくなるという効果もありますね。

また、「使い続けて劣化したカードを取り替える」という目的もあります。財布に入れているだけでも細かなキズや汚れがついてしまうクレジットカードは、有効期限が近づくころにはダメージがたくさん入っていることが少なくありません。

それどころか、磁気部分やICチップの部分にキズが付いてしまうと、もはやクレジットカードとして正常に使用ができなくなってしまうこともあり得ます。そうした不便を防ぐためにも、定期的にカードの交換を行うことは非常に有効なのです。

有効期限が切れるとどうなるか

当然のことながら、有効期限が切れたクレジットカードはそれ以降使用することができません。

外出先で使えなくなっていることに気づいたりすると非常に不便ですので、有効期限が近づいたら、更新があるということに気を配るようにしておきましょう。

クレジットカードの更新はどうやって行う?

クレジットカードのポイント

クレジットカードに有効期限がある以上、カードの更新は不可避ですが、その更新はどのように行うのでしょうか。

原則として新しいカードが送付されてくる

基本的に、クレジットカードの更新自体に手続きは必要ありません。有効期限の1ヶ月前周辺になると、カード会社から新しいカードが郵送で送られてきますので、それを受け取るだけで終わりです。

新しいカードが届く時期は、クレジットカード会社によって多少ばらつきがありますが、もし有効期限2週間前くらいになっても新しいカードが届いていない場合は、クレジットカード会社にいつ届くのか問い合わせた方が良いでしょう。ほとんどの場合、問い合わせ先はカードの裏面に記載されています。

例として、三井住友カードは有効期限の前月の月末から、JCBカードは有効期限の2ヶ月前から順次発送を行っています。自分のカード会社が有効期限のどのくらい前から発送を行っているか知っていると、到着まで焦ってしまうことも減らせますね。

ちなみに、ETCカードについてはクレジットカードとは別便で届くことが多いです。三井住友カードではクレジットカードを送った約2週間後に別送を行っています。

クレジットカードの更新に審査はある?

意外と知らない方もいるかもしれませんが、クレジットカードの更新時にも審査はしっかり行われています。特に問題を起こさずに普通に使っている場合は自動更新されることが多いのですが、審査の結果更新ができなかったという方も存在します。

金融事故などの情報が信用情報に載ってしまった場合はもちろん、利用実績がなかったり、他社クレジットカードへの新規登録が行われていたり、支払い能力がなくなっていたりすることでも、更新不可との判断が下される可能性があります。

更新不可とならないためにも、特に返済に関しては気を付けながらクレジットカードを使うようにしましょう。

クレジットカードの更新でカード情報は変わる?

クレジットカードの更新が行われると、カード番号などの情報が変更になって、各種支払いに登録しているカード情報も変更をしなければならないのかと不安になる方もいると思います。

結論から言うと、更新を行ってもクレジットカード番号や名義は変わりません。ただし、有効期限とセキュリティコードは新しいものに変更されるので、今後クレジットカードを使用する際は新しい情報で入力することが必要になります。

公共料金等の引き落としにクレジットカードを使用している場合の手続きは?

カード手続き

有効期限やセキュリティコードが変更されることで、これまで引き落としに設定していたクレジットカード情報の変更手続きも必要になるかと言うと、必ずしもそうではありません。

公共料金等は手続き不要で自動更新(洗い替え)されるものもある

クレジットカードの更新に伴って変更された情報が反映されていないと、それ以降の料金の引き落としができなくなってしまいます。多くの公共料金等の費用をクレジットカードで支払っている人は、この更新作業がかなり煩雑になりますし、更新漏れが発生してしまうかもしれませんよね。

そこで、クレジットカード会社では新しいカードの情報を各事業者に提供して、利用者側で更新手続きを行わなくても新しい情報への修正を行ってくれています。これを「洗い替え」と言い、利用者にとっては非常に便利なサービスです。

洗い替えが行われる代表的な支払いは下記のようなものです。

  • 電気料金
  • ガス料金
  • 水道料金
  • インターネットプロバイダー利用料金
  • 生命保険料金

これらの料金に関しては原則クレジットカード情報の更新手続きが必要ありませんが、しっかり更新されているか不安な場合や、自分の契約している業者が洗い替えに対応しているか不明な場合は、それぞれの業者に問い合わせてみると良いでしょう。

自動更新されない料金は手続きが必要

もちろん、洗い替えが行われるのは公共料金やインターネット利用料、スマホ利用料のように毎月課金される料金と限られていますし、その中でも対応していない業者もありますので、洗い替え非対応の支払いについては登録カード情報を新しいものへ変更する必要があります。

洗い替えが行われないものの代表例は、楽天市場やAmazonなどのネットショップの登録です。毎月決まって引き落とされるわけではないので、洗い替えを行う必要性がないのですね。

カード情報の更新を行っていないと、購入手続きを行ってもエラーになってしまいますので、今後も利用する通販サイト等であれば忘れずに登録情報を更新しておきましょう。

まとめ

クレジットカードの更新は数年に一度という頻度なので、手続きについて詳しく理解していない方は意外と多いものです。もちろん、クレジットカードを始めて入手し、まだ一度も更新を経験していないという人もいるでしょう。

基本的には使用状況に問題がなければ有効期限の1ヶ月程前に新しいカードが届くので、洗い替えされない支払いの登録情報の変更のみ行えば更新手続きは完了です。登録しているサイト等が多いのであれば、事前に表にまとめておくなどすると更新漏れが発生せずスムーズですね。

難しい手続きではありませんが、忘れてしまうと支払いにエラーが発生して焦ってしまったりするので、クレジットカードの更新をする予定があるのであれば頭に入れておくと良いと思います。

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