誰もが名前くらいは聞いたことのある有名クレジットカード、それがエポスカードです。実はこのカード、年会費無料のクレジットカードの中では非常に優秀であることを知っていますでしょうか?
このページでは、意外と知られていないエポスカードの実力と、お得な活用方法を詳しく解説していきます。多くの人のクレジットカードの選択肢に入るカードだと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
カードの年会費と特長
マルイのクレジットカードであるエポスカードは、赤いカラーが特徴的なカードです。竹野内豊さんのCMを見て知っているという人も多いと思います。
下記に、カードの主な特長をまとめました。
入会金・年会費無料
エポスカードは入会金無料で、年会費も永年無料です。持っていて損することがありませんので、メインカードとしてはもちろんですが、サブカードとしてのニーズも非常に高いのがこのカードです。家族カードはありませんが、年会費がかからないので、家族全員が1枚ずつ持っても問題ないでしょう。
なお、ETCも年会費無料で持つことができるため、今まで年会費を支払いながらETCを使っていたとすれば、エポスカードに切り替えることを検討しても良いかもしれませんね。
お買い物の割引・優待
エポスカードのショッピング関係のメリットとしては、まずマルイでのお買い物の割引が挙げられます。年4回行われる「マルコとマルオの7日間」の期間中は、マルイ・マルイのネット通販・モディ全店でのお買い物代金が10%OFFになります。
10%OFFということは、10,000円のショッピングをすれば1,000円分得するということです。他の高還元率カードを使ってもこれだけの還元はなかなか達成できないので、マルイでショッピングする人なら金銭的に大きなメリットがありますね。
また、マルイやモディ以外にも、全国10,000以上の店舗で優待を受けることができます。居酒屋やカラオケ、リラクゼーション施設など、日々利用するお店の利用がお得になるので、上手く使えばかなりお金を浮かせることができるでしょう。
<優待店舗の例>
海外旅行保険自動付帯
実は、エポスカードの大きな強みがこの海外旅行保険です。クレジットカードの旅行保険は利用付帯と言って、ツアー代金などをそのカードで支払った場合だけ保険が有効になるというものが多いのですが、エポスカードは年会費無料なのに自動付帯。旅行に持って行くだけで、保険をかけることができるのです。
海外旅行保険をクレジットカードでカバーする場合、気を付けるべきポイントは障害治療・疾病治療の補償額ですが、1枚のカードでは十分な補償額に達しないことが多々あります。そのため、カードを複数枚用意して、障害治療や疾病治療の補償額を合算するのが普通なのですが、ここでネックになるのが、保険目的で取得したカードの「年会費」と「付帯条件」です。
年会費がかかるカードの場合、海外旅行の間しか活用しないサブカードを持つのはお金がもったいないですし、利用付帯の保険だった場合、そのカードでツアー代金等の支払いをしなければならなくなり、メインカードのポイントなどを貯めづらくなります。
つまり、年会費無料かつ保険が自動付帯のエポスカードは、海外旅行保険目当てのサブカードとしての運用に最適なのです。
エポスカードの海外旅行保険の内容は下記の通りです。
補償内容 | 補償額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故あたりの限度) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病あたりの限度) |
賠償責任(免責なし) | 2,000万円(1事故あたりの限度) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度) |
他のカードだと障害治療や疾病治療の補償額が100万円というものも珍しくないので、年会費無料のカードとしては充実した補償だと言えますね。
クレジットカードの海外旅行保険と補償額の合算については、下記記事で詳しく説明していますので、ぜひ確認してみてください。
最短即日発行
クレジットカードは発行まで少し時間がかかるので、急な海外旅行が決まった時などに発行が間に合いそうになくて困ってしまうこともあると思います。
ですが、エポスカードは最短で即日発行が可能です。ネット上で申し込みを済ませ、マルイなどの店頭のエポスカードセンターで受け取ることで、その日のうちに入手することもできるのです。急ぎでクレジットカードが必要な場合は、ネットから申し込みを行い、下記エポスカードセンターで受け取ることを検討してみると良いでしょう。
※通常は申し込みから約1週間で届きます。
<エポスカードセンター一覧>
北海道・東北 | 千歳アウトレットモール・レラ、フィール旭川、ELM |
関東 | 池袋マルイ、上野マルイ、北千住マルイ、KITTE丸の内、渋谷マルイ、渋谷モディ、新宿マルイ アネックス、新宿マルイ 本館、新宿マルイ メン、中野マルイ、丸井錦糸町店、有楽町マルイ、国分寺マルイ、町田マルイ、町田モディ、丸井吉祥寺店、戸塚モディ、マルイシティ横浜、マルイファミリー海老名、マルイファミリー溝口、柏マルイ、柏モディ、MONA新浦安、モラージュ柏、ユニモちはら台、大宮マルイ、草加マルイ、マルイファミリー志木、丸井水戸店 |
北陸・東海 | 静岡マルイ、モレラ岐阜、星が丘テラス |
近畿 | アスピア明石、岸和田カンカン ベイサイドモール、京都マルイ、神戸マルイ、なんばマルイ |
中国 | おのだサンパーク |
四国 | – |
九州・沖縄 | アミュプラザおおいた、アミュプラザ鹿児島、アミュプラザ小倉、アミュプラザ博多、させぼ五番街、ハウステンボス、博多マルイ、ボンベルタ橘 |
※公式サイトより引用。詳細はこちら(エポスカードセンター一覧)より確認してください。
※受け取り可能カードは店舗によって異なります。
※審査状況等によっては翌日以降でないと受け取れない場合もあります。
エポスカード以外の即日発行可能なカードは、下記記事で紹介しています。
なお、入会するときの審査はそれほど厳しくないと言われています。もちろんある程度の年収と勤続年数があることは重要になりますが、特別長い勤続年数なくても問題なく作ることができます。また、年収に関しても300万円程度あれば審査に通りやすいとされています。
貯まるポイントと還元率
エポスカードではエポスポイントというポイントを貯めることができます。200円につき1ポイント貯まり、原則1ポイント1円で利用することができるため、還元率は0.5%となります。
通常の還元率は一般的なクレジットカードと大差ありませんが、優待店や提携店舗では倍率が上がったりボーナスポイントを得ることもできるため、ポイントを狙う場合は積極的に利用していきましょう。
このポイントは、マルイでの支払い割引に使用できるほか、各種景品や他社ポイントへの交換を行うこともできます。
商品券やAmazonギフト券、クオカード、スターバックスカードなどに交換可能なので、貯まったポイントの使い道がなくて困ることはないでしょう。
たまるマーケット経由でポイント最大30倍
専用モール「たまるマーケット」を経由してショッピング等を行うと、ショップ毎に決められた倍率に応じてエポスポイントが2倍~最大30倍になります。上手く活用すれば、ポイント高還元カードにも匹敵する還元ポイントを得ることができるので、ショッピングの際は一度覗いてみるようにすると良いでしょう。
Amazonや楽天市場など、有名ショップもここからお得に利用できます。
エポスVisaプリペイドカードに移行して使うとお得
貯めたエポスポイントをお得に使う方法として、「エポスVisaプリペイドカードへの移行」があります。貯めたポイントをこのプリペイドカードにチャージすると、国内外3,800万ヶ所で1ポイント1円として支払いに利用することができます。
この方法のお得なところは、エポスVisaプリペイドカードを使った支払いだと、200円につき1円のキャッシュバックを受けることができるというところです。貯めたポイントをさらに還元率0.5%で使用していくことができるため、普通にポイントを使うよりもお得になります。
エポスVisaプリペイドカードは基本的に無料で発行することができるので、エポスカードをメインカードとしてお得に使っていきたい方はぜひ活用してみてください。
まとめ
エポスカードは年会費無料かつ海外旅行保険自動付帯なので、海外旅行に行く人にはサブカードとして広くおすすめできる1枚です。ポイント還元率は0.5%と、そのままでは普通なので、メインカードとして使う場合はたまるマーケットを活用したり、エポスVisaプリペイドカードを使うなどする工夫をすると良いでしょう。
1ポイントからプリペイドへのチャージができるうえ、1ポイント1円として使用できるので、ポイントの使い勝手は良いと言えます。持っておいて損はしないカードなので、必要に応じてぜひ検討してみてください。