できるだけお得に飛行機に乗るには、安い航空券を買う、マイルを貯めるなどの方法がありますが、クレジットカードがその大きな助けになります。
この記事では、日本人がよく搭乗する航空会社ごとに、お得になるクレジットカードを紹介します。
目次
JALに乗る人は「JAL アメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールドカード」
日本を代表する航空会社といえば、日本航空(JAL)です。国内線・国際線合わせて713便(コードシェア便含む)を運航しています(2018年3月現在)。
航空連合「ワンワールド」に加盟し、アメリカン航空やブリティッシュ・エアウェイズに搭乗しても、JALマイルが貯まります。
※航空連合(アライアンス)については下記の記事をご覧ください。
JALのマイレージプログラムは「JALマイレージバンク」ですが、JALマイルを貯めるのに最適なカードが、「JAL アメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールドカード」(JALアメックス CLUB-Aゴールド)です。
≫JAL アメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールドカードの申し込みはこちら
JALアメックス CLUB-Aゴールドの概要
申込資格 | 本人に継続安定収入のある20歳以上 |
年会費 | 20,520円 |
家族カード | 年会費8,640円 |
ETCカード | 年会費無料 |
マイル還元率 | 1% |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円(一部自動付帯) |
ショッピング保険 | 最高300万円(国内・海外) |
フライトでマイルがザクザクもらえる
JALアメックス CLUB-Aゴールドを持って飛行機に乗るだけで、以下のようにボーナスマイルがザクザクもらえます。
入会後初搭乗 | 最大5,000マイル |
毎年初回搭乗 | 最大2,000マイル |
搭乗ごとのボーナス | フライトマイルの最大25%プラス |
さらに、追加で年会費2160円を支払って「JALカードツアープレミアム」に登録して対象の割引運賃に搭乗すると、合計で区間マイルの100%マイルが貯まります。
ショッピングでもマイルがザクザクもらえる
JALアメックス CLUB-Aゴールドは、飛行機に乗らないでマイルを貯める「陸マイラー」にもうれしいカードです。
通常0.5%のマイル還元率が1%にアップする「JALカードショッピングマイル・プレミアム」を利用するには、年会費として3,240円を支払う必要があるのですが、JALアメックス CLUB-Aゴールドは年会費がかかりません。
ショッピングマイルが2倍貯まる「JALカード特約店」を合わせて使えば、マイル還元率は2%にアップしますが、主な加盟店だけでもかなりの充実ぶりです。
- トヨタレンタカー
- ファミリーマート
- エネオス
- イオン
- ノジマ
充実の補償・サービス・特典
マイルがザクザク貯まる以外にも、JALアメックス CLUB-Aゴールドには以下のようなメリットが盛りだくさんです。
- 海外・国内旅行傷害保険が最高5,000万円
- ゴルファー保険が最高1億円
- カード会社の空港ラウンジを利用可能
- JALビジネスクラスのチェックインカウンターを利用可能
- マイル付与率が高く自由度も高い「JALビジネスきっぷ」を購入可能
- 機内割引10%オフ
- 世界8,000軒以上のレストランが最大70%オフ
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ANAに乗る人は「ANA To Me CARD PASMO JCB」
日本で初めて超大型旅客機「A380」を就航させることでも有名なのが、全日空(ANA)です。
航空連合「スターアライアンス」に属しており、ユナイテッド航空やルフトハンザドイツ航空、シンガポール航空などに搭乗しても、ANAマイルが貯まります。
ANAのマイルは「ANAマイレージプログラム」という名称ですが、マイルを貯めるのに最もお得なカードは、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)です。
ソラチカカードの概要
申込資格 | 本人または配偶者に継続安定収入のある18歳以上(学生可) |
年会費 | 2,160円(初年度無料) |
家族カード | 年会費1,080円 |
ETCカード | 年会費無料 |
マイル還元率 | 1% |
海外旅行傷害保険 | 最高1,000万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円(自動付帯) |
ショッピング保険 | 最高100万円(海外) |
空でも地下でも買い物でもマイル・ポイントが貯まる
ソラチカカードは、空・地下・買い物でマイル・ポイントが貯まる三位一体のカードです。
条件 | 貯まるポイント | ポイント数 |
買い物で利用 | JCBのポイント | 利用金額の0.5%分 |
ANAグループ便に搭乗 | ANAマイル | 搭乗便によって異なる |
東京メトロに乗車 | メトロポイント | 5~15ポイント/1乗車 |
メトロポイントPlus加盟店でPASMOを使い買い物 | メトロポイント | 100円~200円で1ポイント |
貯まった3つのポイント・マイルは相互交換が可能
ソラチカカードにたまった「JCBのポイント」「メトロポイント」「ANAマイル」は、以下のように相互交換が可能です。
交換元 | 交換元ポイント | 交換先 | 交換先ポイント |
ANAマイル | 1万マイル | メトロポイント | 1万ポイント |
メトロポイント | 100ポイント | ANAマイル | 90マイル |
JCBのポイント | 1ポイント | ANAマイル | 3~10マイル |
メトロポイント | 5ポイント |
ピーチに乗る人は「Peach Cardプレミアム」
日本初のLCC、それがピーチ・アビエーションです。現在は国内線にとどまらず、香港やバンコクなど国際線にも進出しています。
そんなピーチで最もお得なクレジットカードが、「Peach Cardプレミアム」です。
Peach Cardプレミアム(VISA)の概要
申込資格 | 18歳以上(高校生を除く) |
年会費 | 5,400円(初年度4,050円) |
家族カード | 年会費864円(初年度432円) |
ETCカード | 年会費無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
海外旅行傷害保険 | 最高1,000万円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | なし |
ショッピング保険 | 最高100万円(海外。国内はリボ・3回以上の分割のみ) |
貯まったポイントをピーチポインチに交換可能
Peach Cardプレミアムを1,000円利用するごとに、クレジットカードのポイントが1ポイント貯まります。
貯まったクレジットカードのポイント1ポイントを、ピーチポイント5ポイントに交換できます。
ピーチポイントは、航空券や手荷物料金、座席指定料金、付随の税金や手数料の支払いに使えます。
通常のセールより安い航空券セールに参加できる
Peach Cardプレミアム会員は、会員限定のさらにお得な航空券セールに、年4回参加できます。
Peach Cardスタンダード会員は年2回参加可能なので、Peach Cardプレミアムの方がお得です。
非売品のオリジナルグッズプレゼントのチャンス!
Peach Cardプレミアム会員で、毎年5月15日~翌年4月15日までの振替え分の合計が80万円以上の方には、非売品のピーチオリジナル限定グッズがプレゼントされます。
その他国内線、スカイチーム便に乗る人は「デルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」
上記以外の国内線、またはスカイチーム(デルタ航空、エールフランスなど)を利用する人もいるでしょう。
そんな人たちにおすすめなクレジットカードが「デルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」(デルタ・アメックス・ゴールド)です。
デルタ・アメックス・ゴールドの概要
申込資格 | 本人に継続安定収入がある20歳以上 スカイマイル会員 |
年会費 | 28,080円 |
家族カード | 年会費12,960円(1枚目は無料) |
ETCカード | 年会費無料(発行手数料918円) |
ポイント還元率 | 0.5% |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(一部自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 最高500万円(国内・海外) |
無条件で「ゴールドメダリオン」を1年間取得
デルタ・アメックス・ゴールド会員は、入会から1年間、上級会員資格の「ゴールドメダリオン」を無条件で取得できます(2年目以降は年150万円以上利用が条件)。
スカイチームラウンジ利用可能、満席時の座席確保、優先チェックイン、優先搭乗などの特典があります。
国内線利用で500マイルプレゼント
デルタ航空では、旧ノースウエスト航空時代から、日本国内線の利用でデルタ航空のマイルが500マイル貯まるキャンペーンを実施しています。
JALやANAはもちろん、地域航空会社やLCC、距離や特典航空券でも500マイルプレゼントされます。
貯まったデルタ航空のマイルは、デルタ航空やスカイチームはもちろん、日本の航空会社「スカイマーク」の特典航空券にも交換可能です。
まとめ
クレジットカードを使ってお得に飛行機に乗る方法は、マイルを使って特典航空券と交換する、お得な航空券を購入するなどがあります。
年会費が発生するクレジットカードもありますが、年会費以上のメリットがあるでしょう。
航空会社ごとにお得なクレジットカードを知っておけば、よりお得に飛行機に乗ることができます。
なお、他にも旅行に向いているクレジットカードを調べたい人は、下記の記事も参考にしてみてください。